よかれと思う方法をことごとく試して、それでもちっとも成果が出ない、むしろ空回りして逆の成果が出ている気がする。
そんな風に感じることが最近よくある。
これは成長の過程で誰しも訪れることのようだ。
人が新しく何かをはじめてから成長していく過程に3つのステージがあるそうだ。
成長の3つのステージ（ステップ）
●成長の第一段階
心身ともにフレッシュでモチベーションが高く、ビギナーズラックも相まって、新しいことがどんどん吸収できている感覚があり、充実して楽しい時期。半面、オーバーワークにもなりがち。
●成長の第二段階
ビギナーズラック、モチベーションハイの状況は終わり、あまり意識なく当たり前のようにそのことに取り組めるようになる。半面、感動や新鮮味が薄く、行動のモチベーションが上げづらい時期。
これから先の成長を考えると、一番自分のエネルギー量を注がなければならない時期だが、まだ成果は出てこないという苦しい時期。
たいていの人はこの段階で挫折して、やめてしまう。（三日坊主）
●成長の第三段階
ちっとも成果が出ない時期が続いても、行動を続けていると、ある時突然成果が出てくる時期（ブレイクスルー）が訪れ、それ以降はそれほど努力せずとも複利の効果で成果が上がっていく。
成長の第二段階。苦しい時期をどう乗り切ればいいか？
一番、エネルギーを注ぐべき時期のわりに一番成果を感じられない、一番苦しい第二段階の時期を乗りきるためには、とにかく習慣化・ルーティン化をすること。
いろいろな感情が沸き上がってきて、正直面倒くさいな、やりたくないな、と思うかもしれないけれど、それはそれとして、一日1回でも2分でもいいから、行動を続けることが大事。
ご飯を食べたり、トイレに行ったり、歯磨きしたり、当たり前のようにやっているってくらいなるまで、とにかく行動を継続すること。
続けていればブレイクスルーは必ず訪れると信じること。
冬の植物は草丈はちっとも伸びないが、毎日日を浴びては地面の下に着々と根を伸ばしていて、来るべき春の暖かさで一気に背を伸ばして花を咲かせる。
そんな姿を思い描いて、今日も成果は出ずとも行動を続けよう。
