どうにもうまくいかないときは「諦める」

自分がやるべきと決めた行動をやって、トライアンドエラーを繰り返しながらそれでも行動を続けてみても、どうしても成果が出ない、うまくいかない、思ったのと逆の結果になる。
そんな状況って絶対ある。

そんな時にどうするか?

1.自分の中の意識や思考法をがらりと変えてみる。
逆説思考で、あえて自分が「これじゃないな」と思う方法・タイミングでトライしてみる。
現状維持を望む潜在意識にフェイントを入れる感覚。これでうまくいくこともよくある。

2.あれこれ考えることをやめて、「もう、なるようになれ!」と諦めて、行動に集中する。
ある意味、意識の鎖かたびらを脱ぎ捨てて、素で立ち向かっていく感じ。
考えてみれば、毎日ご飯を食べたり、トイレに行ったり、出勤したり、当たり前に出来ていることってあれこれ事細かに考えたり、意識の縛りをつくったりしていない。
はじめのうちは意識してやらなきゃ元の習慣に戻ってしまうが、ある程度継続できる段階になったら、少しずつ意識の縛りを無くしていく必要があるのかもしれない。

「諦める」の本来の意味

今でこそ諦めるというと、”願いが叶わずにやめる・断念する・放棄する”というようなネガティブな意味合いで使われることが多いが、元々は仏教用語で”つまびらかに(明らかに)みる”ということで、”現状をしっかりと受けとめたうえで、その時の自分の願望や執着を手放す”という意味なのだそうだ。

たとえば、新しくランニングを習慣化しようと思った時に、

  • 今の”諦める”
    「毎日やってるけど、きついし、タイムも上がらない、才能ないんだ、もうやめた!」
  • 本来の”諦める”
    「毎日やってるけど、きついし、タイムも上がらない、今はまだその段階なんだ、才能もないかもしれないけど、少しずつ走るのは続けていこう。」

どちらが先々、いい結果を生むか?

やることなすこと、どうにもうまくいかないときは、本来の「諦め」の境地で行動を続けていこう

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