冬になると、なぜだかやる気がおきなくなったり、考えがネガティブになったり、寝ても寝ても眠かったり、知らず知らずに怠惰な生活になっていて後から後悔することが多い。
今までは寒さのせいとか、忙しさの反動だと思っていたが、よくよく調べてみると「ウインターブルー(冬季うつ)」という症状があるとわかった。
ウインターブルーとは?
「ウインターブルー(冬季うつ)」
晩秋から冬にかけて、日照時間の減少によって、脳内神経伝達物質のセロトニン(幸せホルモン)やドーパミン(快楽ホルモン)などの分泌が減ることによって心身に様々な症状がおこる。
特に、女性や若者層により多く出やすいとのこと。
<症状>
- 今まで楽しめていたことが楽しめない
- 気持ちが落ち込んでやる気が起きない
- 食べても食べても満たされず、食べ過ぎてしまう(→体重増加)
- 寝ても寝ても、いつも眠い感じがする(→疲れがとれない)
- 気分の波が激しくなる
これらは冬季になると誰しも多かれ少なかれ起こる症状とのことなので、それで自分を嫌になったり、後悔する必要はないと納得した上で、しっかりと対策の行動をしていこう。
<対策>
- できるだけ屋外で日の光を浴びる
- 寝る時間・起きる時間を決めて、リズムのよい日々をおくる
- 有酸素運動(ウォーキング・ジョギング・ストレッチ・体操など)を行う
- トリプトファン(肉や魚、大豆などに含まれるたんぱく質)、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を十分に摂取する
以上が一般的に推奨されている対策だが、個人的にもう一つ最近やってみて効果がある(やる気が出る)という方法を紹介する。
それが、
- 外国の著名人のスピーチを英語で聞く
という方法。
今はYoutubeなどで、日本語・英語の両字幕付きのスピーチ動画も結構ある。
英語は日本語に比べて、はっきりしていてリズムもつきやすく、エネルギッシュな感じに聞こえて、内容を知りながら聞けばなおいいが、わからないなりに英語の音を聞いているだけでも不思議といいエネルギーが伝わってくる。
自分の興味のある分野の外国の著名人のスピーチやインタビュー動画などがあれば、ぜひ英語で聞いてみるのもおススメ。生きた英語にふれるいい機会にもなる。
個人的には、ちょっと落ち込み気味のときには、スティーブ・ジョブスの2005年のスタンフォード大学卒業式でのスピーチをよく聞く(よく効く)。
ウインターブルーは誰しも起こることと理解したうえで、未来に向けて今自分がやるべき行動をベビーステップで続けていこう。