毎年、年の初めに「今年は新しくこれに挑戦するぞ!」と思って始めてみるも、1月中にもうパタッとやめてしまうという経験が何度もある。
なんて自分は意思が弱いんだと、嫌になりながら今まで通りの日常を過ごしてきたら、ジリ貧暮らしの40代になってしまった。
そんな自分だが、今年になって「三日坊主で終わらず習慣化する方法」を本やネットやYoutubeなどでいろいろ学び、実践してみたところ、長年できなかった日記を書くことや運動、読書などが気づけば当たり前に習慣化できるようになった。
今回は自分が実践して効果のあった、習慣化の方法を紹介しよう。
成功のための必須スキル、「習慣化」のコツ
三日坊主で終わる原因は主に2つ。
- はじめから高い負荷の作業をやり過ぎてしまう
- すぐに成果を期待してしまう
始めてすぐの頃は、まだモチベーションが高くて、心身共にフレッシュだし、ビギナーズラックもあって、ついついオーバーワークになってしまうが、その過負荷状態だと数日でしんどくなってしまうし、今まで何もしてこなかったことを数日やったくらいではまず目に見えて成果は出ない。
その結果、「自分には合わない、自分には才能がなかった」と言い訳をつけて行動をやめてしまう。
「習慣化」する上で大事なポイントは、
”目標は大きく決める、行動はできるだけ小さく分割、毎日少しでもいいから続ける。”
ということ。
具体的な方法としては、
1.習慣化したいことについての目標(ゴール)を設定する
できれば最終目標と、1年後、半年後にこうなっていたいというように、途中の段階での目標を決める
最終目標は、今の自分がワクワクするくらい大きいものにするのがいい。
2.日々、実践する行動はできるだけ小さく設定して行う
目標を決めたら、そのために必要な行動を考えて、毎日少しずつ実践していく。
その時には、とにかく時間的にも作業量的にも、ちょっと物足りないなぁと思うくらいからはじめて、少しずつ慣らしていく。
例えば、ランニングなら最初はシューズを履いてその場で足踏みするだけとか、読書なら1日1ページだけ読むとか、日記なら1行だけでいいから書くとか、そんなんでいいの?って自分でツッコミたくなるくらいのレベルからでいいので、ベビーステップで”毎日続ける”ことにフォーカスする。
3.一日の中で、やる時間を決めてしまう
習慣化したいことをやる時間を決めてしまうのも大事。
すき間時間にやろうなどと思っていると、忙しい日や疲れた日にやらなくなって、そこから面倒くさくなってやめてしまうことがあるので、毎日朝の5分だけ運動しようとか、夜寝る前の3分だけ日記を書こうとか、自分のスケジュールにあらかじめ決めておくと、毎日続けやすい。
とはいえ、どうしても予定外のことでできない日があっても、それは気にしない。
次の日にまた決めたようにやればいいだけ。
4.成果よりも行動にフォーカスする
自分がこうなりたい!と思って、新しいことに挑戦するのだから、どうしてもすぐに成果が出てほしいと思ってしまうが、何をするにもモノになるのには時間と作業量が必要。
だから、はじめのうちは成果が出なくてもあたり前と割り切って、とにかく小さな行動を続けることだけに集中しよう。まずは3週間続けてみる。
その日、決めた行動を達成できたら、それが一番の成果だと思って、自分を励ましたり褒めたりして、とにかくベビーステップで行動を続けていったら、気づけばその行動が当たり前にできるようになっている。
その行動が「習慣化」できてはじめて、目に見える成果が出てくるもの。
2025年こそ、三日坊主を卒業して、自分の目標に向かう行動が一つでも「習慣化」できることを信じて、日々行動・実践するべしなのだ。