自分の日々の行動はほぼ習慣によって行われている。
その習慣には今の自分の成功に近づくための「いい習慣」と「悪い習慣」の両方がある。
当然、「いい習慣」を増やして「悪い習慣」を減らしていきたい。
「いい習慣」を続けていくための方法としては、
- 明確な目標設定をして、目につくところにはりだす
- 小さなタスクに分けて、ベビーステップで行動する
- タスクを達成したときに自分を褒める(報酬を与える)
一方で、「悪い習慣」というのは、基本的に快楽ホルモンのドーパミンがドバドバ出やすい行動が多く、なかなか自分の意思やモチベーションだけでやめられない。
例えば、スマホのネットサーフィンやSNS、テレビ、ゲーム、ドカ食い、ネットショッピングで衝動買い、ギャンブルなど。
そんな手強い「悪い習慣」を直していくための方法として、「タスクブランケット」という方法があることを学んだ。
やめたい習慣を直していくための方法「タスクブランケット」
この方法は、自分の身につけたい行動を何か別の行動とセットにして行うというもの。
人にはある行動をとると自然と別の行動も一緒にしてしまうという習性があるそうだ。
例えば、ご飯食べるときにスマホを見てしまうとか、読書するときにコーヒーを飲むとか、お風呂の後にはお茶を一杯飲むとか。
無意識にやってしまう「悪い習慣」を直すために、この習性をうまく利用して、はじめのうちは「悪い習慣の行動をした後に、必ずいい習慣の行動をセットで行う」という方法をとる。
人は終わりの時の印象のほうが鮮明に残るので、はじめの「悪い習慣」より「いい習慣」のほうを記憶として定着しやすい。
それを続けていって、だんだんと「いい習慣」にシフトさせていく。
ポイントは、はじめと終わりの合図を決めて意識的にセット動作を行うこと。
”思い立ったその瞬間から、とりあえずやってみよう。”